2016年度青森青年会議所ねぶたについて

題材

蜀漢 報恩鬼神(しょくかん ほうおんきしん)
中国三国時代、蜀漢の武将である関羽は義に篤く、学問に長け、武勇に秀でており、身丈九尺、顎鬚二尺、鳳凰の眼に蚕のような眉と勇壮な人物であり、重さ八十二斤ある青龍偃月刀を自在に操ることもできた。かつて、劉備が曹操の攻撃を受け、袁紹を頼って落ちのびたとき、関羽は命ぜられていた下伾城を守るために捕らえられたが、曹操の手厚い礼遇を受けた。関羽は曹操軍の客将として出陣し、袁紹軍の将の顔良を討ち曹操への恩に報いた後、劉備のもとへ帰り、以後数々の戦いや政務で活躍し劉備のために尽力した。最後は捕えられ処刑されてしまうが、劉備は関羽のために弔い合戦をし「義」を果たそうとするのである。
このような強い結びつきは、義兄弟の契りを結んだ桃園の誓いにあり、そこでは「心を同じくして助け合い、困窮する者たちを救わん」と誓いを立てている。「義」を果たそうとする関羽の行動は、志を同じうするものが集い、ひとのため地域のために行動し、明るい豊かな社会を実現しようとする青年会議所会員と同じである。
創立六十五周年という新たな節目となる今年度、改めて初心を忘れず活動し、地域社会の更なる発展へと繋げて欲しいとの願いを込めたねぶたである。

作 立田 龍宝

下絵

2016nebutasitae

制作者

画像:立田龍宝先生

画像:立田龍宝先生 画像:2013年青森青年会議所ねぶた
立田龍宝

1985年4月19日生まれ

5歳の頃に内山龍星氏の「国性爺合戦」のねぶたを見て、ねぶた師を志す。
小学5年生よりねぶた小屋に出入りし、中学2年生で、内山龍星氏の弟子となる。2013年 青森青年会議所「倭し美わし」でデビュー。


このページのトップへ